以前、ロードライダーでのがた号を紹介していただいた時に「オーナーは乗り換えはまったく考えていないようだ」みたいなことが書いてありましたが、実は何度か乗換えを考えたことがあります。
一度はK3のR1000が出たとき。
まあ、この時はなんとなく欲しかった程度で真剣に乗換えを考えたわけではなかったんですが、もう一度は2007年に事故った時。
見積もりは約200万円。
保険屋にも買い替えを薦められ、真面目にR1000に乗り換えようと思っていたんですが、ホームページを通じて、会ったこともない方々からメールをいただき「隼を降りないでください。」と応援されて考え直しちゃいました。
今思えば、あれが乗り換えのラストチャンスだった気がします。
そして今、またしても乗り換えたい病がウズウズしてるんです。
もうじき17年目ですから、これからはカスタムよりも現状維持。
やることもそろそろなくなってきたし、ヤレてきた所を直していくだけでいっぱいいっぱいになるだろうし、そもそもカスタムなんて時代でもなくなってきて、最近ではカスタムショップがカスタムをやりたがらないなんて話も聞きます。
そんな時にまたしてもスズキがやってくれちゃって、2017年モデルのR1000のプロトタイプを公開してくれやがりました。
最初にグラッときたK3のフォルムに似てますが、スーパーバイクの王者に返り咲くためにかなり気合が入ってそうです。
真面目に欲しくなっちゃいました。
写真によっては別体タンク付きの新型フォークやチタンサイレンサーが付いてないんですけど、仕向けの違いなのか、単にテストしてるだけなのか、R-1みたいに廉価版が出るのか分かりませんが、かなり真剣に考えちゃいます。
17年って言ったら、ぼくが750RKを買った頃に、まわりのみんなが乗ってたバイクがちょうどそのぐらいだったと思います。
あれはあれでかなり魅力的なマシンでしたが、今ののがた号にああいった魅力があるかどうか、自分ではよく分からないところもあって、買い換えるべきか、乗り続けるべきか、悩んでいる今日この頃です。